当サイトにおけるラジエター関係のヒット数は、今は気温が低いので少ないが、これが夏に向かって気温が上がるようになれば、応じて増加傾向を示す。実は毎年定例のパターンだったりする。
EK9シビックRのラジエターともなれば、ハーフサイズで薄っぺらく、どう見ても頼りない存在でしかない。夏になれば水温は上がりやすく、また下がりにくくなり、エンジンにとっては良くないのではないか?と常々心配の種になってしまう存在なのかもしれない。
過去には、純正は冷えないものと決めつけて、社外品のラジエターへ交換を繰り返した。社外品への交換が本当に正解だったのか、追跡調査を続けるうちに、結局はラジエターの経年劣化だったことが分かる。

長年の使用でフィンに砂粒や虫といった異物が詰まるだけでなく、ついでにあちこちが潰れてボロボロになったことで、空気の通りが悪くなったことが冷えない原因と分かり、新品の純正ラジエターに落ち着いた。リフレッシュした純正ラジエターでサーキットも走ったが、30分の走行枠をキッチリ走り切っており、オーバーヒート等の問題は全く起きなかった。
現在、サーモスタットを含めた冷却系統は純正状態で、さらには水温計としてテクトムCMX-100 H1を使っている。ここから、使い古した純正ラジエターと新品の純正ラジエターを比較して、冷え方や温度上昇の違いを調べれば、興味深い記事ができあがるかもしれない。
オークションに出品されているような中古の純正ラジエターは、測定用の冷えないサンプルとしては使えない。状態がいい。以前ならば、殆どのフィンが詰まって曲がっており、どうすればそんな状態に陥るのか、不思議な状態のラジエターが多数あったものだが、すっかり姿を消した。個体数の減少で、解体される車両や放出される部品が減ってきているのだろうか。