カシオ PROTREK PRT-71/2356の復旧修理その2

去年7月、 引き出しからカシオ PROTREK PRT-71/2356が出てきた。実際に稼働していた期間よりも、電池切れで放置していた期間の方が長い。

電池切れを起こしたクォーツ時計は、放置し続けると電池からの液漏れでムーブメントを壊してしまう恐れがある。PRT-71/2356はあまりにも長く放置しすぎていたことで、液漏れが発生、ムーブメントがダメになっている可能性があった。復旧できなければそのまま捨てればいいとして、分解調査を行ったのが去年7月のこと。

結果、ムーブメントは健全な状態を保っていることが判明し、外装は加水分解せずに崩壊していなかった。このまま清掃、注油、簡易防水検査を経て、時計として復活。デジアナ時計としての気圧や高度、温度測定も正常で、この三か月後に襲来する台風19号の通過監視ツールとして大いに役立つことになる。

そろそろ完全なる腕時計として復活させてやることにして、まずはカシオの純正バンドを手配する。1990年代末モデルの修理用部品ながらも、長期在庫品ではない。どうやら今も供給が続いているらしい。

カシオ純正バンドを手配

純正バンドを見た瞬間、こんなにきれいなものだったのか、そういえばこんな感じだったなと驚きと懐かしさがあった。バネ棒は修理用の汎用品を使うが、若干細い。後々、太いバネ棒に交換し直すとして、とりあえずは腕に装着できるようにする。

直った時計を腕に装着

復旧完了。使っていた昔は太っていた影響もあって時計は小さく感じたが、今は逆転して大きい印象を抱いた。現在の左手首周りは17cm。

ケース部分だけの置時計状態としても悪くなかったが、バンドを含めた腕時計としてカタチを保ったほうがしっくりくる。今後は、台風や低気圧の監視ツールだけでなく、高原ドライブ等にも使っていこうと思う。