新グラフィックボード、発進!

ミドルレンジクラスのグラフィックボードで、いざというときはそれなりの描写能力が欲しい。しかもボードの全長が短いショート基板仕様という、わがままな要求に応えてくれそうなグラフィックボードはあるのか?と書いたのが前回まで。書いた後にすぐに見つかって、選んだのがZOTAC GeForce GTX 1050Ti 4GB Miniだ。

現在まで使い続けていたELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniに比べれば、大幅な性能向上になる。ゲームをするわけではないが、忘れたころに3D描画を行うことがあり、GeForce GTX 1050Tiなら今までよりスムーズな動作が期待できる。

新旧交代のグラボ

上:取り外したELSA GLADIAC GTX 560 Ti mini
下:取り付け前のZOTAC GeForce GTX 1050Ti 4GB Mini

ELSAのグラフィックボードはMini-ITX(17cm四方)規格で使えるよう設計されており、その時点で小さいと思っていたが、ZOTACではさらに小型化。ZOTACのグラフィックボードは補助電源が不要。補助電源を使わないグラフィックボードは、恐らく15年ぶりくらいになる。マザーボードからの給電で間に合うあたりが、シンプルに仕上がってとてもうれしい。

ショート基板を使い続ける理由

ショート基板仕様を選び続けている理由は、ケースが古くてフルサイズ以上のグラフィックボードが入らない点、そしてマザーボードのデザイン上、大きなグラフィックボードを載せるとチップセットのヒートシンクを冷やせなくなり、熱暴走を招くため。

CPUよりチップセットのほうが発熱し、熱暴走してシステムがダウンするなんて、VIA CLE266以来のこと。ケース内の換気ではどうにもならず、フレキシブルアーム付の電動ファンを装着して風を吹き付けて、熱暴走を防いでいる。こんな弱点があるため、トラブルなく使えるのがショート基板となった。

グラフィックボードの交換が終わり、ドライバのインストールも無事に済んで、正常に立ち上がった。やはりグラフィックボード本体の故障だったらしい。補助電源が不要になるので、グラフィックボードに繋がっていた電源ケーブルはまとめて片付けておく。太くて長いケーブルが無くなって、ケース内の空間が非常にスッキリした。

GTX560Tiでの消費電力

ELSA GLADIAC GTX 560 Ti miniでのアイドル時の本体の電流は1.26A。簡易的な計算(消費電力=電流x電圧)では、130W程度の消費電力となっていた。

GTX1050Tiでの消費電力

これがZOTAC GeForce GTX 1050Ti 4GB Miniでは1Aを切ることになり、消費電力は100W前後までに低下。グラフィックボードやCPUをフルに使えば3A近くまで達することになるが、そんな場面は稀。

負荷を与えることなく、デスクワークな使い方においては、グラフィックボードのヒートシンクは冷たいまま。大径の電動ファンによる冷却と、GPU本体の低発熱による効果だろう。

PC用電流計

スピーカー上の電流計に至っては、針は測定範囲外の位置にある。かつて使っていた、intel Xeonではアイドル時でも2A以上は流れていて、ピークでは4Aに達しており、そのときに比べればずいぶん大人しい数値になった。

というわけで、『ディスプレイドライバーの応答停止と回復』というバルーン、0x00000116エラーについては、グラフィックボードの故障が原因だった。去年末から悩まされていたトラブルがようやく解決して、一安心。