披露宴当日

カーテンの隙間から差し込む、強い直射日光。台風は北寄りの進路となり、ここ伊豆半島は台風一過の快晴だ。披露宴に相応しい、最高の天気となった。開催時間前、出発駅に向かう回送列車に乗り込んでスタンバイ。ブライダルトレイン内では招待客として動けるので、披露宴本体の進行状況はノータッチだ。

改札を抜ける新郎新婦

新郎側は現役の鉄道屋なので、今回は伊豆急の制服を着用し、新婦はドレス。会場のセッティングでそう簡単には化粧直しはできないので、二人はこの格好で車内を巡ったり、外の会場を歩くことになる。

会場車内の様子

車内の中吊り広告は全てが新郎新婦の思い出写真になり、ビールサーバが設置されて飲み放題。列車のハンドルを握るドライバーは新郎の友達で、独特の操縦を行わせていたりする。その背後では、通常運行している列車が若干遅れており、貸切列車もダイヤの乱れを受けてしまい、ハラハラした状態が続いていた。

白波が美しい海岸線

気持ちのいい海風、雲ひとつない空の下、列車は下田に向かって軽快に走っていく。

寝姿山の愛染堂で宣誓

下田からは下田ロープウェイで寝姿山に行き、愛染堂で宣誓。このとき、伊豆急側からブライダル編成に対する、新郎新婦による永久ジャックの発表もあった。この後、列車の発車時間まではしばしの休憩時間で、近くの港に行って「次の結婚は誰か」なんて話が…。発車時間になり、終点の伊東駅に向かって最後の行程に入る。

終点の伊東駅に到着して、披露宴は無事に終了。ブライダルトレインの運行も終了だ。ここから再び支援役が始まり、車両基地に戻る20分程度のうちに、ある程度ながらも車内を片付け…と思っていたら、撤収作業は思いのほか早く終わってしまい、殆どが元通りに。18時過ぎには支援側も解散となり、組織の役員たちを希望する駅に送りながら帰路につく(お大事に)。渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに帰宅。会場の準備と撤収という、貴重な体験をさせてもらうことができた。

末永くお幸せに。おめでとう。