問題の船舶は

勤務地の都合上、世界各国の海上コンテナを毎日見ている。ワニがコンテナを担いでいるMOLこと商船三井、レゴブロックの印象を持つK-LINEの川崎汽船、NYKはニューヨークではなく、日本郵船。このあたりはだいたい覚えてくる。そして特定アジアからやってくる海上コンテナも大量に見かけるが、これらについては覚える気はないものの、次第に見慣れてくる。

反日バリバリの南半島の国家で経営している、韓進海運が破綻したのは8月31日のこと。ところが、日本のマスコミは一切ノータッチで、9月5日なってようやく触り程度に報道を始めた。連中にとって不都合なことは見て見ぬふりをする、相変わらずの報道しない自由を貫いているようだ。記事内においても『日本の横浜、名古屋、門司の3港では入港禁止措置が取られ、外洋で立ち往生している』としているが、まるで日本が入港拒否をしているような印象を抱かせるものだ。実際は、入港に伴う必要経費(港の利用料、荷扱い、燃料代)を韓進海運が払えないことから拒否しているだけのことで、早い話が「金がないなら売れません」そのものだったりする。現実世界だけでなく、ゲーム内でも普通のことだ。

韓進海運の公式Webサイトには、9月2日付けで日本への途上で運航停止を伝えるPDFファイルがアップされており、閲覧してみるといくつか船名が出てくる。先のニュースにおいて、横浜港に入港できず、外洋で立ち往生していると報道されているので、近隣の航路を調べてみたら、本当にすぐ近くで停泊していることが分かった。

入港拒否で停泊中のHANJIN GENEVA

千葉の沖合いで『At Anchor』となっている。ダイヤはカナダのロバーツバンクスーパーポートを8月24日に出発、横浜港ではなく東京港に9月4日に到着する予定なのに、5日においても千葉の沖合いでジリジリと航行するだけで、とうとう停泊してしまった。「動けないんだ?そっかそっか()」と言わんばかりに、明らかに目視できる距離を行き来する多数の貨物船やタンカーたち。乗員の健康状態も関係してくるので、迅速な判断と行動がものをいうが、責任を取ることを徹底的に嫌がる国の性格上、動き出すまではしばらく時間を要するはずだ。

かつて、リーマンブラザーズが破産したとき、毎日のように動向を細かく報道していたものだが、特アを構成する国の経済問題は現在に至るまでスルーを続けている。今回の重大な問題は漏らしてしまったが、報道しない自由に基づいてすぐに触れなくなる。そういう行為を繰り返すから、信用されなくなるのだが。