夜勤での仮眠場所は、国道357号と首都高湾岸線に面したところにあるので、常に車の走行音が鳴り響いている。排気音やエンジン音といった低い音よりも、タイヤが転がるときの高い音が目立つ。荷物満載のコンテナトレーラーがやってくると、継ぎ目のところではコンテナが荷台から跳ねるので爆発音のような音を立てるし、同時に建物を揺らすものだからユサユサ…と振動音が聞こえてくる。
こんな環境で仮眠できるわけがなく、睡魔との戦いになる夜間。そして夜明けで日光に晒されれば眠ることができなくなり、フラフラの状態で帰宅。世間では朝の登校や出勤時間なので、早々から騒がしくこれがまた寝れない。近所で交通事故が起きてサイレンが鳴り響き、ゴミ回収のトラックが往来し、生活音があちこちから。一睡もできないまま、日中を過ごすことになる。かつて、部屋には24時間稼動のパソコンやサーバがあったので、騒音の中で寝ることには慣れていた。それらのハードウェアを全て撤去した今は、なるべく静かで暗い環境ではないと寝ることができなくなっている。そのおかげか、今は些細な物音がかなり耳障りで辛い。
夜になって暗くなり、周囲が静かになって訪れる眠気。しっかりとした睡眠は二日前のことになるので、ここでたっぷり寝ても疲れは確実に残る。騒音がないところでの生活は、どういう感じなのだろうか。