堕ちただんじりファイター

現在に至るまで野球は興味がない分野で、誰がどう打とうが、どこのチームが優勝しようがどうでもいいことだ。それでも元プロ野球選手の清原和博容疑者がジャイアンツで活躍するところはリアルタイムで見ていたし、知人のツテで球場にもよく連れて行ってくれた。そんな現役時代を見てきただけに、清原が覚醒剤で逮捕されるとは、なかなか衝撃的な出来事だ。酒井法子、宮﨑重明ことASKAの逮捕には何も感じなかったが、清原の一件は表現しがたい、モヤモヤした印象を抱くことになった。

未使用のモバイラーズチェック

ジャイアンツの清原仕様のドコモ モバイラーズチェック(未使用)。使いどころが無いまま有効期限が切れ、挙句にサービスが停止した今も、収納箱の中に収められている。

そう簡単に止められないのが覚醒剤の恐ろしいところだが、その実態は当然ながら知る由はない。一般的な言われ…暴走して「ヤクをくれ!」と叫び、口から泡を噴きながらガタガタと震えて身動きが取れなくなる…といったものとは若干異なるようだ。クスリを食ったときには最強の存在に変身したような高揚感に包まれるようだが、効果が切れてしまうとハイなものが失われ、気が滅入ってしまい、これがとても辛いとか。そんな不安感から逃れるため再びクスリに手を出して、最終的にそれがないとダメになる、依存状態に陥ってしまう。このことから分かるように、覚醒剤は精神面に作用するものであって、実は身体への依存性は最低レベルだったりする。人間性がダメで弱いからクスリに手を出した…と断ずるより、その人は依存症という病気だったとするのが適正だ。病気なのだから、刑務所に服役したところで回復するわけがなく、治癒していないから出所後には再びクスリに溺れてしまう、再犯率の高さに繋がっている。

清原は初犯なので、執行猶予付きの判決が出る可能性もある。その後自らの意志で『適切な治療』を受け、更正して復帰していくのか注目どころだ。こんなところで負けている場合ではない。