さて寝ようとベッドに横たわると、ベッドからギシ…ギシ…と異音が。相手がいない以上は、もちろん連結行為ではない。使用しているベッドは、鉄パイプと角形鋼管でフレームを組み、合板を敷いた簡易的なもので、そこに布団をセットしている。合板を外せばパイプフレームだけになって移動させやすく、両手で軽々持てる重量しかない。これが半年に一度の大掃除で、大いに役立ってくれる。軽量のパイプフレームは細いボルトによる締結なので歪みが発生しやすく、できる限り歪みを取らないと寝返り等で布団の中で動いたとき、フレームと合板が擦れあって耳障りな音を立てる。
体を動かしていないのに、ギシギシと音を立てるのは何か。全身を落ち着かせてみると、心臓の鼓動と同調して異音を発していることが判明。脂肪は少ないし、心臓が鼓動すればその部分の表皮が微妙に動くことからも、皮膚のすぐ裏面で脈打っていることが分かる。仰向けで寝ているのにフレームを揺さぶるくらいなので、いったいどれだけ強く鼓動しているのか。メトロノームの如く、異音が一定のペースを保って鳴り続けることは耳障りでしかないので、若干意識が飛びかけた状態でのフレームの歪み取り作業となってしまった。明日が休みで良かったかもしれない。