浜松というと、すぐに某浜松工場が思い浮かんでしまうあたり、そういう業種に属していてすっかり毒されていることを再認識させられる。
ちょっとした回路設計や作製で秋月電子通商のWebページへアクセスしていた際、浜松ホトニクスの製品まで取り扱いがあることに気付く。
浜松ホトニクスは、光に関係する電子部品、電子機器を製造、販売を行っている企業。個人的趣味分野としては、小惑星探査機はやぶさ、はやぶさ2のセンサー、岐阜県の神岡鉱山に設置されているスーパーカミオカンデの光電子増倍管あたりが思い浮かぶ。身近なところでは、公共施設の便所内に設置されている喫煙監視センサーにも使われていることがある。
回路設計で光センサー関係があれば、同社の製品をぜひ使いたいと思っているところだが、今のところ用途はなく。それなら趣味方面で、とりあえず購入だけでもしておこうかといういつもの流れになり、発注となる。

Si-PINフォトダイオードS6775、単体購入では300円というけっこうな価格。結局はシリコンを用いた製品だけに、x86系の旧世代CPUや74シリーズのICを集めておく「石集め」の一環かもしれない。
浜松ホトニクスの単体で置いておくのも悪くないが、使えるようにしておくのも悪くないということで。

秋月から組み立てキットとして売られている、簡易放射線量モニターキット。このなかに、件の浜松ホトニクス製Si-PINフォトダイオードS6775がセット化されている。
なかなか気難しい製品のようで、S6775の組み込み方法や基板全体のシールドの具合一つで、検知能力に大きく差が出るとか。過去にはガイガーミュラー管を用いた組み立てキットがあったようで、残されているレビューを読んでみるとこちらのほうが扱いやすい印象。
現物を手にすると、遠い世界でしか使われないものがやってきたという独特の感動だけでなく、もっと知られてもいいのでは?とも思う。せっかく宇宙から便所まで『見ている』のだから、こういった実績を使わないともったいない。