「今でも時計の電池交換ってやっているっすか?」なんて聞いてきたのは、旧職場のメンツ。そりゃもちろんと答えておき、週明けに持ってくるとのことで、受け入れ準備をしていたら。

「全部で4本っす」と、想定外の量。複数本の依頼も全く問題はないので、まずは受入検査から。
これがけっこうなコンディションで、リューズチューブにサビがあり、巻き芯が抜けない。過去の電池交換ではOリングの組み込みを失敗しており、Oリングが折れ曲がっている。やはり電池交換の失敗なのか、ケースに大きな傷が入っている。さらにはクロノグラフボタンの固渋…。
いわゆるファッションウォッチなので、ムーブメントを目視点検してから交換する電池を用意することになる。シチズン/ミヨタのCal.2035が二つ、セイコーのCal.VD35とCal.VR32となり、見慣れたムーブメントばかりなのが助かった。
単なる電池交換で済ますか、ある程度の修復を行って返却するか。難しい判断を続けることになりそうだ。