電車の仕組みを勉強してこいと言われ、一番困るのが今どきの制御方式に疎いこと。もちろんVVVF制御方式であることは間違いないが、頭の中にある知識といえば、回路上で使われるスイッチング素子はGTOサイリスタ。次の世代で、現在もあちこちで見かけるIGBT…絶縁ゲートバイポーラトランジスタも実はギリギリ。では、これから採用例が増えるかもしれないSiCとなれば、もうお手上げ。
GTOサイリスタや、単純なサイリスタは実習や趣味分野で扱ったおかげで、いろいろと覚えることができた。しかし、IGBTやSiCになると机上での学習のみになってしまい、どうしても覚えが悪い。そこに同期電動機のことも覚えなければならないので、興味が出てきた部分から虫食い状態での予習が続くことになる。
このようなことを含めて「自分、GTOが限度っすよ」と上層と面談すると、まぁそうだよなぁという反応。野外から正式かつ正しい情報を調べるとなると、一般公開されている論文くらいで苦労が続くなんてことも口にする。「ネットに書いてあるの、けっこう適当ですわ。Wikipediaのコピペってのもありますし」とまで。
やらなければいけないことはまだまだ残っているが、今日の上層との面談が前半の山場。あれこれツッコミが入るかと覚悟していたが、何事もなく終わって拍子抜け。