国内で唯一営業を続けている立山黒部貫光株式会社のトロリーバス(室堂駅-大観峰駅、3.7km)は、2024年12月1日付けで廃止となる。
2018年9月には、黒部ダム側の関電トンネルトロリーバスに乗っている。こちらも廃止目前で大混雑する前に訪れており、今回も廃止まで余裕があるうちに行っておこうという自然の流れとなった。富山県の電鉄富山駅から出発し、長野県の信濃大町駅まで至る立山黒部アルペンルートとなる。その運賃は13,820円。

室堂駅で展示されていた、トロリーバスの部品。要となる集電装置、架線の一部、デッドセクションや分岐器が並べられている。このあたりは仕事と同じ目線で見てしまうのは、もはや職業病か。

今年中に廃止される立山黒部貫光8000形。見た目はバスだが電車。よって免許は大型自動車免許だけでなく、鉄道用の動力車操縦者免許も必要となる。
2000年代中盤。第二種大型自動車免許を持っていると、トロリーバス用の動力車操縦者免許が申請だけで取得できてしまうという『裏技』が出回った。そのどさくさで動免を取った人の体験談では「当局側が多忙を極めており、汚い字での手書きの免許証が渡されましたね」とのこと。
室堂駅から大観峰駅は下り坂になるので、エンジンブレーキならぬ発電ブレーキを頻繁に使う。GTO素子ベースの古めかしいVVVFサウンドを響かせながら、大観峰駅へ到着。僅か10分の乗車時間でトロリーバスは乗り潰し。

大観峰駅では、撮影が終わり次第退出するよう促される。トンネル内に侵入されないようにするための措置かもしれない。その後、ロープウェイやケーブルカーを乗り継いで、黒部ダムまで到着してしまえばもう慣れた土地。渋滞や都心部の混雑を考慮して、少々早めに帰宅開始となる。
起床してから乗り物に揺られ続けていた影響なのか、家に戻ってくると陸酔いの症状が出て不快。もともと体調が万全ではない状態での旅行になったので、こればかりは致し方なし。トラブルなく総員の帰巣が確認できて、無事終了となる。大変お疲れさまでした。>参加者