異音の原因調査と下らないオチ

早朝の始業点検を終えて、さて雑務処理で出発するべとシビックRを駐車場から出す。すると、路面の僅かな凹凸を拾って後ろからギシッ…メキッ…と嫌な音が響くようになっていた。今に始まったことではなく、春先から長らく悩まされている症状だ。

過走行のボディにビルシュタインのダンパーは、やはりストレスが大きかったか。いやいや、修復歴有のボロボロボディに硬いアシとエンジンチューンで、モノコックをやっつけた個体を間近で見ているだけに、ビルシュタインのダンパーではない気がする。交換して半年を迎えるところだが、異音や違和感はもっと早いタイミングで出てくる気がする。

各サスペンションやスタビライザーといった関節パーツの状況を見るため、シリコンスプレーを持って再度試走。道中、近所のホームセンターでペットボトル飲料をケースで購入し、トランクに放り込んでおく。

すると、あれだけ響いていた異音がすっかり消えていた。トランクに積まれたペットボトル飲料のケース(2Lx6=12L、だいたい12kg)の重量でトランクに敷かれたコルクボードの動きが抑えられ、ここが異音の原因だったようだ。ボロさ具合をマシマシにする異音が、トランクのコルクボード一枚で出てくるとは。

よく思い出してみると、春先にテンパータイヤの空気圧点検で車外に出している。点検後、テンパータイヤの位置が微妙にズレたままトランクパネルに載せられて、応じてコルクボードも正しい位置にならず、車体が振動する度に擦れてギシッ…メキッ…と鳴っていた。サスペンションのブッシュにシリコンスプレーを塗布しながら、異音の発生個所を追究しようと準備していただけに、テンパータイヤとコルクボードの位置が原因だったことが分かって、さすがに力が抜ける。

もしも異音の原因部分がサスペンションのブッシュであれば、ブッシュやボルトの交換。スタビライザー関係でも同様で、各パーツの部品番号を調べ、次の作業計画を考えていた。状況によっては、ディーラーに作業依頼を出すことも視野に入れていたほど。

異音の原因調査は面倒かつ厄介で、再現性がないと本当に困る。自前チェックでは聞こえているのに、他の人がチェックすると全く鳴らないなんてこともある。「一旦様子を見ましょう」とは、病院だけでなくディーラーでも告げられることがあるセリフ。