東北地方太平洋沖地震発生

14時46分に発生した、東北地方太平洋沖地震。震源は三陸沖で、マグニチュードは国内観測史上最大となる8.8だそうだ。
15:46 2011/03/13追記→結局9.0までアップ。

この時間といえば、大掛かりな仕事が一段落して、新幹線車内での点検作業がメインとなる時間帯だ。普段であれば15分足らずで終わるし、さっさと終わらせて、お茶でも飲もう(=サボり)かなと考えていたときのこと。

ギシギシ…カタカタ…

誰か歩いているのかな?それとも空気バネの調整か?まぁいい。柔らかい空気バネに支えられた車体は、人一人が歩き回っていても結構揺れるときがある。ところが、だんだん揺れは強くなっていき…。

後輩「コレって地震ですよねー」
私「っぽいねー。おー揺れとる揺れとる」

ぐごごごごごっ

後輩「何かやばくないですかっ!?」
私「やばいって!車両の外出ろっ!!!」

ずごごごごごごごっ!

強烈な揺れのせいで、車両は大時化の海を航行する船の如く、大きく上下にうねっていた。その場にいた誰もが「脱線」の二文字を想像したはずだ。

後輩「すげぇ揺れてるよ!!」
私「いいから下に降りろ!庫の外に逃げろ!!」
総括責任者「庫の外に出て早く!!」

うわぁあぁあああぁああぁあああぁあああぁあ?…右ヨシ、左ヨシ…おああぁあああぁああぁあああ!!!!(こんな緊急事態なのに、線路を横断するときは一端停止して左右確認ヨシ!と指差喚呼する人が多数)

がっしゃん!がっしゃん!がっしゃん!がっしゃん!

ガタガタガタガタガタガタ…!!

職場は鉄筋フレームで構築された建物なので、強い揺れでフレーム同士が好き勝手に暴れ周り、地震による地響きよりも金属が擦れる非常に大きな音が響き渡った。立って移動するのも困難なほど強烈な横揺れが続き、ようやく収まった。その場にいた誰もが崩れることを予感したのか、建物が無事ということを認識すると、無事だったなぁケガないか?とお互いを称えあう。

引き続き派手な余震で、ビル等の建物はコンニャクのようにプルプルと揺れることを確認。上層階ほど派手に揺れる仕組みが、ひと目で分かった。この地震は一体何だ?と、すぐに情報収集が開始される。東海大地震と思ったが、三陸沖を震源とする地震と判明。緊急災害行動により、一時避難、点呼、損傷状態の確認。被害は決して少なくはないようで、保管棚が崩れたり、一部ガラスが割れたという情報が入った。ようやく仕事が再開できたのは、17時を回っていた。散らかった現場を片付けて、被害状態を記録しておく。

18時ごろは、都心部の鉄道各線はほぼ全滅となっていて、動いている路線はゼロとなっていた。帰宅できなくなった人が多かったものの、それでも何とか帰ろうとする人がいるのもまた事実。私も帰宅組として、さっさと帰ることに。

つづく。