設計している回路に必要な部品をリストアップして、いよいよ購入手配を出す。すると「在庫がなくて、早くても来年の3月らしいですよ」と返答が来て、なにそれと驚く。一旦キャンセルして、状況調査に移る。
世界的な半導体不足で、国内では車の製造が思うようにできず…というニュースはよく見るが、実はプラスチックや金属といった素材、材料方面でも不足が発生していた。半導体に比べてインパクトが薄いのか、あまり報道されていないように感じる。電気関係の細かい部品は納期が見通せないものが多いという、とんでもない事態に陥っている。
普段なら末端の消費者だったり、専門部署が発注のやり取りしているゆえ、どこか別次元の遠い世界の話と思っていたりするが、今回ばかりは回路設計を通じて開発みたいなことをやっているので、まさか在庫不足の直撃弾をまともに受けるとは、完全に想定外だった。
ここは自ら、手配に動く。回路に必要な部品は、在庫不足騒動が本格化する夏前に揃えており、足りないものは僅か。幸い、あれこれ探す前にすぐに代替品を見つけることができて、納期も約半月と悪くはない。今が設計の山場。峠をクリアしてしまえば、あとはどうにでもなる。