職場近くの緑地帯にセミ(ニイニイゼミ)が鳴くようになり、仕事が終わるころには軽い頭痛を感じて熱中症を察するあたり、いよいよ夏本番が近づいてきたなと実感する。

これから夏の疲れが本格化すると心配される厄介な習性として、やたらと口の中を噛んでしまうことがある。

咀嚼中にガリッと噛んでしまうと、あまりの衝撃に食事の手が止まる。しかし、痛覚より食欲のほうが勝り、すぐに食事のペースは元に戻る。そして終わってから、少しずつ増していく痛みに苦しむ…というのが、いつもの流れ。

食事後に口の中を確認する。皮を噛み砕いてしまい肉組織が剥き出しになり、内出血があったりと、傷はけっこう酷い。過去、頬肉の内側が裂けた状態で歯科の定期通院へ行ったところ「頬っぺた割れてるよ?」と言われたことがあり、その傷具合は医者視線でもけっこうなモノだったらしい。

一般的に、人間の噛む力は男性で60kg、女性で40kgのようで、私の体重と同じ力が歯に掛かっていることになる。そんな重さが口の中を噛んだ瞬間に掛かるのだから、傷はどうしても酷くなる。運よく裂傷に至らずとも、内出血から口内炎になることがあり、一噛み二週間の苦痛といった感じ。

ここからは想定。私の過去はデブで、痩せた今でもデブだった当時の皮膚があちこちに残っており、おかげで「顔肉」とされるエラ骨部分周辺の皮膚はよく伸びる。某ゴム人間ほどではないが、普通の人よりかは伸ばすことはできる。つまり、口の中も同様にデブ当時の残り物がある。おかげで、ちょっと疲れただけでもその残りが余計にダラけてしまい、噛む確率が大幅にアップしてしまうのではないか。