TranSystem GL-770

長い間、ドライブや自転車徘徊での携行品の一つとして、GPSロガーが含まれていた。

使っていたGPSロガーは、HOLUX M-241。2019年4月7日(JST)にGPS衛星内部の時計が0にリセットされ、M-241はこの0カウントに対応しておらず、使えなくなってしまった。厳密にはまだ使えるようだが、取得したログデータの変換を繰り返す手間が発生してしまう点や、日本の準天頂衛星システム(みちびき)に対応していない古いモデルだったことで、用途を終えたものとして解体処分、廃棄した。

それから一年ほど経過する間に、GPSロガーはさらに減った。やはりスマホのアプリとして使うのが当たり前なのだろうか。あくまでスマホは携帯電話であり、GPSロガーアプリによるバッテリーの消費や過熱によるフリーズで肝心な時に使えなくなるのが嫌で、最初から選択肢は無し。独立したハードウェアとしてのGPSロガーが入手できなくなるかも?という不安から、TranSystem GL-770をチョイス。

販売サイトでの製品写真では小型に見えたが、現品は意外と大きいことに驚く。

TranSystem GL-770

TranSystemのGPSロガーはこれで二機目。その一つは同社のTripMate850だ。こいつが酷い製品で、まず単四電池2本で約12時間使えるとされるが、実際にはそこまで使えたことは一度もない。奮発してEVOLTAを使ってみても、スペックどおりの使用時間に達しない。建前上はUSB電源も併用できるらしいが、接続する前にログ取得を一時停止、本体の電源を切らないままUSBケーブルを接続し、それからログ取得を再開する操作が必要。が、電源が一瞬不安定になる影響からか、ログ取得の継続に失敗することがある。どうしようもない製品だったことで、代替機として入手したのがHOLUX M-241だった。

製品としてのGPSロガーが減っている現在、再びTranSystemの製品を使うことになった。TripMate850での悪いイメージを払拭できるか、昨日のドライ路面テストでひとっ走りするときに、さっそく持ってログを取得してみた。

GPSロガーでログ取得中

ロガーは助手席側のドアポケットに放り込んでおく。

GPS衛星を補足するとピーピーと電子音が鳴る。トンネルに入ってGPS衛星を見失い、出るとすかさずピーピーと鳴る。GPS衛星を補足できたメッセージでもあるので、気にせずそのまま使う。設定では5Hz取得も可能となっているが、ログの扱いやファイルサイズを考えれば、デフォルトの5秒間隔で十分。

パソコン上の管理ソフトはGPS Photo Tagger。M-241で使っていたHOLUX ezTourとほぼ一緒で、使い勝手は全く変わらず。ファイル拡張子もitmでezTour同じだが、ezTourで生成したログファイルはGPS Photo Taggerではそのままでは開かないようだ。

走り回ったログをGPS Photo Taggerで展開してみると、キレイな一筆書きの航跡が表示された。特にトラブルもなくしっかりとログを取得し続けていた。トンネル内はGPS衛星を見失って一直線で表示されるあたりは、今までのGPSロガーに共通することで、全く問題なし。

一年ぶりにGPSロガーを使うことになり、長距離走行の楽しみが戻ってきた。来月からさっそく使うことになりそう。