LR41

時計の電池交換依頼が入って、些細な事情から市販の電池は使うことができない。それでも修理や診断のためには電池が必要で、正規の電池が入手できるまでは、代用として市販品を使うことになった。

時計に使用する電池をチェックしている中で、体温計の電池も切れかけていたことをふと思い出す。体温計を最後に使った時期は忘れたが、今のご時世、いつどこで使うか分からない。新型コロナウイルスの感染判断基準に、微熱が数日間続いているかどうかという目安があり、体温を測れないと詰む。

体温計で使っている電池は、表題のとおりLR41。これも購入リストに含めておき、いざ買い物へ。時計で使用する電池はすぐに見つかったが、なぜかLR41だけが全くない。空の陳列フックだけが見つかる。

いやこれはもしかして?と嫌な予感を抱きつつ、他の階層をめぐってみたが、やはりLR41だけが見つからない。形状は同一で緊急的に使用することができるSR41(LR41とは特性や想定使用用途が全く異なる)も、同様に見つからなかった。

その場でさっと調べてみると、古い体温計に使われているのがLR41。昨今の事情から、各人が電池を交換して使えるようスタンバイしておくようになり、それで品薄状態…らしい。ヨドバシ.comにおいても、LR41は全て『販売休止中』と出ていることから、本当に欠品状態になっているようだ。

現状、体温計はまだ使えているが、電池切れマークが出ていただけに、いつ使えなくなるか分からない。トイレットペーパーやマスク、消毒薬といった衛生用品の手配に困ったことは一度もないが、まさか小型ボタン電池一つに悩まされることになるとは、盲点というか、電池切れになったことに気づいた時点で交換しておけばと後悔した。

ところがそのショックも、長く引きずることはなかった。立ち寄ったコンビニで、パナソニック製のLR41が一つだけ在庫があって、無事に確保することができた。

LR41と古い体温計

常備してある体温計は二つ。共に電池切れマークが出ていたので、そう長くは持たない。本当はもう一つ、新品の電池が欲しいが、贅沢は言えない。完全な電池切れで起動できなくなるまでは交換せずに我慢しておき、いつ電池が切れてもいいように備えができて、一安心。

電池切れを放置し続けると、ロクなことがない。今回の経験は、絶対に忘れない。