引き続き、新型コロナウイルスネタ。
近頃は朝夕問わず、電車が空いていると感じることが多くなった。ターミナル駅のコンコースは、普段なら油断すれば人とぶつかりそうな混雑だが、今日は休日ダイヤを思わせるような閑散具合だった。在宅勤務化や不要不急の外出自粛によって、ここまで混雑具合が変わるのかと驚かされるものがあある。
電車の混み具合から察するように乗客数は減っていることから、売り上げの低下を意味する。報道されているとおり、相次ぐキャンセルによって観光業が大ダメージを受けた。先述したように在宅勤務化や、それに伴う出張の取りやめ、不要不急の外出自粛、観光地へ行くことを控えるようになり、現在は運輸業がダメージを受けている真っ最中。
会社会計上は、まだ2019年度内の枠組みの中だ。新型コロナウィルスによる乗客数の低下は、上半期に稼いだ利益をいくらか帳消しにするような効果に留まる。ところが、4月1日からの2020年度会計がスタートすると、前年度割れの月報が相次ぐような業績悪化の一年が予想される。
業績が悪化しても会社が生き残ろうとして、社員の月々の給料をいきなり削減するわけにはいかない。どこで帳尻を合わせるか。真っ先に狙われるのが夏と冬の一時金、一般的に賞与、ボーナスと呼ばれるものだ。
社員に支給されるボーナスは、絶対に支給されるものではない。会社の業績や個人の成績によって変動するものであり、支給されない事態も常に覚悟しておかなければならない。
今回の新型コロナウイルスによる経済的混乱で、では2008年のリーマンショックや2011年の東日本大震災はどうだったか。リーマンショックの場合、サブプライム住宅ローン危機あたりから「ヤバいよヤバいよ」と出川の如く言われ続けてきただけに、ある程度は織り込み済みだったような印象で、収入面においては落ちるようなことは無かった。
東日本大震災では、特に為替による円の急騰で輸出業が痛手を負っていたが、人と金を動かし続ければそれが経済発展と復興につながるという掛け声で、やはり落ち込むようなことは無かった。
このように、過去の経済的混乱は参考になるようなことは何もなし。リーマンショックのときと違ってキャッシュそのものがないわけではなく、市場の動きを見ていても、コロナがチャンスと言わんばかりに、短期的な売買と思惑による変動のような動きばかり。
過去の出来事から参考になるものが一切ないが、当たり前といえば当たり前。未来の経済が分かれば誰も苦労しない。そもそもボーナスがなくても生活が成り立つようセッティングしており、無ければ無いで割り切るしかない。新型コロナウイルスによる経済打撃がいつまでも続くわけではなく、収束の目途がつけば外出や遊びを我慢していた分を取り戻せ!という反動も考えられる。下手にネガティブになるより、とりあえずは現状維持が最も効果的かもしれない。