シビックRの車検で、代車として借りていたシャトル。タイヤをよく見ると、皮むきが終わった直後ような、まだまだ新品感丸出しのトレッド面だった。

こんなヒゲ具合。新品タイヤを装着して慎重に慎重に、丁寧に乗られたのだろう。車の管理状況をチェックしてみると、100km程度しか走っていないことが分かり、これでは慣らしを終えた…にしても、直線をメインにしてゆっくり走っただけでしかない気がする。
担当メカニック氏からは「せっかくなんで、ハイブリッド車を味わってみてください」と言われていたので、それもそうかとフロントタイヤのヒゲ剃りとして、夜明け前から朝練ドライブに出発。
いかにしてEVモードで長く走るかという、一種のゲーム感覚を伴いながら中央道をひた走る。メーター内の画面上ではエンジンが動作し、モーターが休止している表示になっていても、実際はモーターは常にアシストしているようだ。というのも、談合坂SA付近の上り坂で、駆動用バッテリーを使い切ってしまい、強い減速と急なペースダウン、突然の重量感に見舞われる。これがGP5フィットに乗っていたレイ氏から聞かされていた、電池切れモードか!と実感。
アクセルペダルから足を浮かせただけでも回生ブレーキによる駆動用バッテリー再充電が行われるので、今回の朝練ドライブにおいて二回目の電池切れモードは発生しなかった。
一宮御坂ICからR137の御坂みちを登坂。冬季通行止め前、今シーズン最後の御坂峠ドライブだ。フロントタイヤに負荷を掛けたいが、加速減速、旋回といった挙動がシビックRとはまるで違い、思うように走れないまま、御坂峠の天下茶屋前に到着。

到着は6時。夜明け前の富士山を眺めて小休止を取って、さっそく帰宅開始。御坂峠から河口湖、山中湖近くの篭坂峠から御殿場市街地までの長い下り坂では、抑速ブレーキのような一定の減速力が維持できず、妙にガクガクした走りになっていた。

8時に帰宅。合計350kmを走行したが、それでもフロントタイヤのトレッド面のヒゲは、剃り残しレベルの短いものが見えていた。ドライブ前に比べればいくらか短くなっており、ヒゲがないつるっつるの状態まであと少しだった。
シャトルで走り回って分かったことは、『EVモードの状態でも、条件さえ良ければ90km/h付近で巡航できる』『真空式ブレーキブースターがない』『電車のように、減速は回生ブレーキに頼っている』などなど。イマ車の制御システムは電車に似た部分が少なからずあって、馴染み深いものばかり。知らないものを自分なりに調べてみて、少しでも分かってくると面白くて楽しい。