給料が振り込まれる銀行口座については、その使用状況からも通帳は次々とページが進み、早ければ一年で繰り越すことになる。キャッシュレス化が少しずつ進んで現金の動きが減少傾向にあり、今回は一年半での繰り越し。通帳をよく見ると『三菱東京UFJ銀行』という表記が『三菱UFJ銀行』へ変わっていた。商号が変わったのが2018年4月1日なので、これで三度目の変更を見届けたことになる。
銀行が発行する紙の通帳については、年間200円の税金が掛かっている。超低金利時代で収益が悪化し、それならば国へ支払う税金をカットして少しでもコストを削減しようと、紙の通帳発行を有料化、ネット口座へ切り替えようという検討が数年前から起きている。この背景があってよく見かけるのが「ネット口座でエコ口座」なんて趣旨の切り替え案内。紙の使用量を減らして…CO2が…木材何本分の保護…というあれ。実態は、地球環境やエコを叫ぶことで、国へ払う税金を抑えたいという本音を覆い隠している。
通帳に掛かる税金を無くしてほしければ、銀行側が国に進言すればいい話であり、上に意見できないから下に強く出る…ここでは紙の通帳発行を有料化という、預金者に負担を強いるだけの方法では、胡坐をかいているようなもの。銀行目線では、百万円程度の預金者では顧客でもなんでもないのが実態らしいので、こうなれば嫌がらせの如く紙の通帳発行を続けていくことになる。
通帳の表紙をめくると、発行口座店名や照会先、普通口座や定期口座の番号が表記されている。その口座番号の右端に「-9」と表記されていて9冊目の意味とすれば、繰り越した新しい通帳はついに二桁か?と期待したが、表記は「-1」に戻っていた。元号の変更で、令和一発目だから-1から再カウントか?と思ったりしたが、定期口座では「-5」から「-6」になっていたので、二桁設定はなく、9から1へ戻るようになっているようだ。
一年半の記帳でも、ATM内部のローラーや印字メカの汚れが大量に付着するらしく、繰り越されたフレッシュな通帳と比べてみるとその差は歴然。