緩み止め

シビックRのフロントシートの脱着を繰り返していたら、ボルトのねじ山が傷み始めており、使い続けると潰れてしまう可能性が出てきた。

そこでシート固定用の新品ボルトを発注しておき、後で交換できるようにスタンバイしておくことになった。一つのシートにつき、4本使用。2種類で構成され、『90135-SK7-A01 ボルトワッシャー,10X27』が1本、『90155-SH3-000 ボルトワッシャー,8X25』が3本となっている。

受け取ったボルトの数量をチェックするために、90135-SK7-A01 ボルトワッシャー,10X27を手に取った瞬間、うっ、これは…と確認作業が止まった。

90135-SK7-A01 ボルトワッシャー,10X27

ねじ山に緩み止め剤が塗布されている。

職場内の限定的な物品用語として、これら緩み止め剤が塗布されたボルトは全般的に「ナイロックボルト」と表現しており、このボルトに関しても、まさかのナイロックボルトか!と驚かされた。本来はプレコート加工、メック加工と称するそうだ。この手のボルトは、ねじ山の緩み止め剤が受け側と噛み合って潰れることで、緩みを防止する。そう簡単には緩んでは困る部分に使われることが多い。

いったん締め込んで外すと、緩み止め剤が剥がれてしまうことから、再利用するなら市販の緩み止め剤を再塗布することになるが、仕事上では使い捨てのボルトとして扱っている。

確かに車のシートを固定するボルトは、そう簡単に緩んでしまっては困る。そんな都合から、緩み止め剤付のボルトを使っているとは知らなかった。今回の例に限らず、新品の純正部品を発注して受け取りチェックした際、色や形状がイメージしていたものとは全く異なる部品が出てくることは少なくない。

こちらは趣味の一環なので、現場のように使い捨てにすることは(恐らく)ないが、緩み止め剤が塗布されたボルトを一度締め込んで、緩めた後にそのまま再利用することには妙な抵抗感と気持ち悪さがある。当面、シートを外さないことを確認してから、装着することになりそうだ。