Youtubeでよく見るのが、車体の修復動画。日本国内では修理技術や手法を明かしたくないのか、それほど数は多くはないように思える。一方で海外に目を向けると、屑鉄状態になったボディを勢いとノリでガンガン直していく動画が良く見つかり、これがけっこう楽しめる。一般人なら、直すより買い直したほうが早いと考えてしまう修理でも、当人たちは修理のプロセスを楽しんでいるのかもしれない。
さて、修復動画を渡り歩いていたところ、海外で走るEK系シビックの修復動画に辿り着いた。Ремонт кузова Honda Civic EJ/EK(Repair of a body Honda Civic EJ/EK)という動画だ。Ремонт кузоваはBody repairという意味らしく、ラテン文字でもRepair of a bodyと併せて表記してあるので、車体の修復ということが容易に読み取れる。
キリル文字の表題とロシア語を彷彿とさせるナレーション、チャンネルページからリンクされている公式Webから、やはりロシアらしい。
錆びて朽ちてしまい、ボロボロになったモノコックを修復していく、合計17分に渡る動画だ。錆びたところは潔く切り落とし、またディスクサンダーで筒状になった部分を切り開いて、鉄板を当てて溶接していく様子が撮影されている。その様子を一部紹介したい。

フロアパネルからフロントサイドアウトリガーに掛けてのサビ。フロアパネルに大きな穴が開いており、厚い鋼板を使っているフロントサイドアウトリガーに至っては朽ちている。
EK系シビックにおける弱点部分は、フロアパネルのリアセクション部分であることが、ようやく広まりつつあるところだ(防錆対策を行っていなければ、ほぼ錆びて穴が開く)が、どうやらフロアパネルとフロントサイドアウトリガーの合わせ目も弱いと判断できる。

こちらは、フロアパネルのリアセクション部分のサビで、やはり穴が開いている。先述したように、EK系シビックにおける弱点の一つ。見た目以上に錆びた部分が広かったらしく

このように、リアサスのコンペンセーターアームのブラケットが繋がる部分まで切り貼りを行っていた。防錆剤をたっぷりと塗りつけて、溶接由来のサビが発生しないよう配慮していた。
動画のアップロード日が2017年9月で、私のEK9シビックRで行った、サビの応急処置をスタートさせたのが2013年。年数のズレや走行環境による違いあるものの、錆対策が未着手だったならば似たような惨状に陥っていた可能性がある。
サンダーやグラインダーで切り取りや研磨を行い、溶接機で鉄板を溶接していく。コード付の各種電動工具と溶接機が揃っているガレージ(工場)は、うらやましい。そんな環境が揃っていたなら、一日中サビを磨いているに違いない。
Спасибо за большое видео!