これまで、防錆対策はいろいろこなしてきたが、未着手だったのがフロアパネルのフロント側だった。そこでカーペットを捲り、簡易的な点検を行ったのが2017年5月23日のこと
。異常なしと思ったら、見覚えのある極僅かな茶色のシミが見つかり、金属ブラシでシール剤を除去すると錆が出てきたので、その場で防錆剤を塗布しておいた。以下、当サイトのblog内でもアップした写真をもう一度掲載する。
カーペットを捲ってみて、異常はないと思われたが。
視線を落として、ECUのコネクタ付近に見つかった極僅かな茶色のシミ。
見覚えのある茶色いシミだけに、思ったとおり錆びていた。幸い、下回り部分のアンダーコートが効いているためか新たな水分の浸入はなく、乾燥してサラサラとした錆だった。
ひとまず防錆剤(サビキラープロ
)を塗布しておき、鋼板を外気に触れさせないようにしておく。5月23日の作業は、一旦ここで終了。
作業再開
パネルの合わせ目に向かって防錆剤を浸透させ、黒錆に転換することでそれ以上錆びないようにする。まずは5月23日に塗った防錆剤と残ったシール剤を除去する。
電動回転ブラシのバッテリーの調子が悪く、ほとんど手作業でケレンを行うことになってしまった。パネルの端を捲っておき、内部の錆を出来る限り掻き出しておく。
カメラを突っ込んで、捲ったパネルの内側を見る。思った以上に錆が広がっていそうな予感がするので、サビキラープロに水を混ぜて浸透性を向上させておき、これを下塗り剤とする。
基本的には、サビキラープロの施工マニュアルに従う。一回目はサビキラーと水を1:1で希釈した塗装を行い、2時間ほど乾燥時間を空けて、二回目の塗装で反応色が出なくなり、錆止め処置は完了となる。
サビキラーが完全に乾燥したら、捲ったフロアパネルを叩いて元に戻し、シール剤を再度塗っていく。残っている既存のシール剤と一体化するように、薄過ぎず、厚過ぎないようにして塗っておいた。
水分が侵入した部分は、どうやらフロントサイドアウトリガーの端らしい。アンダーコートの塗布
を行ったことでパネルの合わせ面は封じてはいるものの、用心のためノックスドール700を吹き付けて内部の防錆を行っておき、水分の影響を最小限に留めておく。
インナーフェンダーを捲ってグロメットを外し、フロアパネルからフロントサイドアウトリガーに掛けて筒状になっている部分に、満遍なくノックスドール700をスプレーして、ワックスまみれにしておく。
下回りでは、パネルの合わせ面に向かってノックスドール300をスプレーし、水分の再浸入防止と防錆力をアップさせておく。既にアンダーコートまみれになっているが、完全なものではないため、何重もの塗膜を作り上げておく。
〆
フロアパネルの錆については、リア側、後部座席に座ったとき、足元に位置する部分がEK系シビックの弱点となっている(事例
)。ではフロント側はどうなのか?と思ったこと、同時に『EK9で快適生活』様における、フロアパネルからのベキベキ音の記事
を読んだことが作業の発端だ。フロントフロアパネルからフロントサイドアウトリガーに掛けて、剛性アップのために鋼板を重ねて構成しているので、毛細管現象により水を吸い上げやすくなっている。場所柄、エアコンのドレン水が伝って、錆びている可能性も考えられるが…。
ただし、走行中のエンジンルームの室内側(後端側)は負圧になっており、エンジンの熱が地面側に向かって排出される部分(=参考テキスト:I.WORKS/走行中のエンジンルームの空気の流れについてのひとこと
)なので、リア側に比べれば乾燥状態が維持されており、錆びの範囲があまり広がっていなかったのが幸い。
助手席側でこの状況なら、運転席側もチェックするのがスジ。ところが、運転席側には数少ないメルシートが貼り付けられており、パネルの合わせ目まで覆いかぶさっている。
メルシートに変色が発生しており、これが錆由来のものなのか、アンダーコートの油分かは不明。いずれにせよ、パネルの合わせ目に沿って変色しており、車外側からの影響と考えられることから、今度は運転席側の錆チェック
の準備を行うことになった。
走行距離:250,070km