仕事と趣味の両面で、鉄道における走行装置=台車は、機械いじり趣味の関係で興味を引かれる機械の一つ。それこそ、素材や溶接の仕方を眺め、力の伝達の流れをイメージしたりと、後の勉強ネタに繋がるものがけっこう豊富だったりする。
鉄道博物館に行けば必ず台車周りの写真は撮っており

例えば、国鉄型電車用の空気ばね台車の代表格、TR69。
かつて東海道線の東京口にて活躍していた、113系の二階建てグリーン車、サロ124-1~8においては、このTR69形台車が使われていた。サロ124-9以降は211系と同様のボルスタレス台車(TR235形)に変わってしまい、フワフワした乗り心地だ。こちらのTR69仕様車が来ると、コシのある乗り心地で疲れにくく、喜んだもの。

こちらは京急2000形のTH-2000M形台車。
京急の優等列車だっただけに、乗り心地は後継車両を含めても随一ではないだろうか。高速寄りのギア比にセッティングしていることで、僅かばかり加速性能が犠牲になった。その分、低いギア比のおかげで車内の静寂性は最高。車内での会話が、小声でも成り立つほどだ。
展示場所と他の人の動きで、真正面からはまず撮れない。営業運転中に撮影しておけばいいのかもしれないが、目線が車軸と同じ高さにあって、現場と同じような動きで見物していると、どうしても斜め俯瞰になっていたりする。

同じく京急2000形のTH-2000T形のブレーキディスク。
長らくブレーキを掛けたまま、放置されていた痕跡がくっきり。高頻度にブレーキングを行うためか、明らかに分厚いパッド面。薄っぺらいパッドが見慣れているせいか、これはびっくりした。
写真撮影しておき、後に基礎理論やメカニズムを勉強するにも、会社の図書は分散しており、探すだけで一苦労。かといって、ネットでは困難。Wikipediaにも記載はあったりするが、それっぽく書いてありながら、実は間違った記述になっていることがあり、油断ならないわけで…。

そこで正規の資料を買う。
「先輩、こんなの買ってなにするんです?」とか「お前がこういう本を買うなんてやばい」とずいぶんな言われよう。同じ分野において、自分から進んで勉強したことは覚えているのに、会社の命令でやれといわれた勉強は覚えていない不思議。