朝っぱらからオウム真理教の元代表、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚、他元幹部6名に対する刑執行速報に驚き、情報収集を重ねていたらシビックRをディーラーに預ける時間が近づいていた。一旦帰宅し、空いている時間は預かっている鉄道時計の組み立て作業を行っていた。
シンプルな機械式時計なので部品点数は少なく、組み立て作業は淡々と進む。今回はエピラム処理を行っており、コーティングで潤滑油の飛散を防ぐ効果を期待しつつ、注油しながらどんどん組み立てていく。途中、正しく動作するかザラ回しによるチェックを行い、軽々動く様子を実際に見て一安心。同時に、心地よいチクタク音も聞くことができた。潤滑油がしっかりと広がっているためか、保持台に軽く触れるだけで、アンクルが右に左に動いてしまうほど、よく動いてくれる。

一連の組み立てが終了し、最低限の動作確認ができる状態まで仕上げたら、次はパワーリザーブの測定となる。香箱を組み込む際に、ネジの締め付けに応じてぜんまいを巻き上げてしまう構造になっており、完全に解けるまでの時間を有効利用する。古いムーブメントなので正確なパワーリザーブタイムが分からず、40時間程度が目安となりそうか。
15時ジャストから計測開始し、40時間後は日曜日の午前7時となる。このときまで、テンプが往復運動を続けていれば、手巻きの機械式時計として十分な使用時間を持っていることや、ぜんまいが解けることで失われていくトルクでも動くくらい、各軸の健全性が保たれていることが確認できる。はたして。