朝8時前、現場の事務所。
始業前の事務所内の柱に掲げられているテレビのチャンネルは、NHKになっている。8時になれば、そのまま連続テレビ小説が始まるという、いつもの光景になるはずだった。
緊急地震速報のチャイムと同時に、一斉にテレビに注目する面々。「関西か!」「大阪?」とザワつき始めるが、ここ関東と関西では場所が違いすぎ、どうすることもできず、次第に明らかになっていく被害状況を見守ることしかできなかった。迷惑と分かっているが、関西方面の知人が無事かどうか問い合わせておき、後に確認が取れて一安心。
本線では運休や遅延でダイヤが大きく乱れ、少しずつ運転が再開されたが、しばらくは影響が残りそう。その中で、ある『医者』が関西方面へ向かって往診に出発していったようだ。Twitterのタイムラインを眺めていても、目撃情報と走行スジから想定される 検測 診療パターンが次々とアップされていく様子や、ところどころで頑張れ、頼んだ!というメッセージを見て、これはこれで気が引き締まる思いだった。
2011年3月11日の東日本大震災のときにも話題になったが、震災が起きて被災地から遠かった人は、自分のやることに集中するのが第一ということ。次いで、ワケの分からない募金を求める集団があちこちに現れてくるので、安易に金を出さないように…というのもあった。
大きな地震に誘発され、別の地域でも地震が起きる可能性は否定できず。今はこれが一番怖い。