ショップやディーラーでオイル交換を依頼すると、どういうわけか4L以上は注入される。サービスマニュアル上での交換時は3.7L、オイルフィルター同時交換で4Lとなっているが、毎回毎回明らかにそれ以上の量だ。オイル交換後の一発目のオイルレベルゲージでのチェックでは、上限ラインよりも高い位置にあって、今回も多いなぁと認識することから。
過走行でピストンとシリンダーは磨耗してクリアランスが増しているはずで、ついでに高回転型エンジンを街乗りで使うとなれば、なおさらクリアランスは広いまま。これは高回転型エンジンの特性で、アクセルをガンガン踏んでレブリミットに達するような激しい使い方をして、ピストンが十分な熱膨張をした際に、ようやく適正なクリアランスとなるよう設定されているため。そんな背景から、オイルを消費しやすい条件が揃っており、それを見越した量のオイルを注入している…のかもしれない。
ただ、今回は多すぎ。上限ラインよりもはるかに高く、エンジンブロック部分にまでオイルが達しているようで、始動性が極めて悪くなっていた。オイルが自然と減るのを待つよりも、抜いて量を調整するほうが早い。

実験用のシリンジ(注射器)とシリコンホースで、オイルポンプの代用とする。100ccのシリンジを利用して、一回オイルを抜いてはレベルゲージを挿して量をチェック、もう一回抜いては量を再チェックすることを繰り返す。今週は超長距離を走る予定が入っているので、それを見越したオイル量にセッティング。今朝方、ヘッド部からオイルが落ち切って落ち着いた状態でレベルゲージを見直して、オイル量の調整作業は終了。