贈り物やなにやらで、リビングには数々の日本酒の瓶が並ぶようになった。総計すると数リッターレベルになっており、普段あまり酒を飲まない人間ゆえ、この量を消費しきる自信はない。そこで有効な使い方として、料理酒の代用として消費できるというから、これには驚いた。曰く「料理酒と違って塩が入っていないから、減塩に繋がる」そうだ。聞けば体調を気遣って減塩を心がけているらしく、その一つとして日本酒を使っているとのこと。
その一方で、並んでいる日本酒は全て大吟醸。大吟醸は米の表面を削って、雑味の少ないスッキリとした味に仕上げた、いわばグレードの一つ(今知った)。その雑味が、料理にとっては味とコクを増すことにも繋がり、大吟醸は意外と扱いにくいようだ。本来、使いにくいものを違和感なく仕上げることは、長年の勘と腕によるものだろう。適当に入れているように見えるのだが、それが年季というやつか。
日本酒に賞味期限が表示されていないのは有名なハナシで、保管状態がよければ年オーダーでもつ。料理で酒を使うシーンは限られてくるところだが、ローペースでも確実に消費していれば減ってくる。心配することなく、使い切ることができそう。