廃道や林道を歩くときの靴は普段履いているスニーカーで、足場の悪いところを歩き続けることから足への負担が大きく、ガレ場を突破するときは足首が大きく曲がることが多々あり、ケガの危険性が常に高かった。山屋のY氏からも「最低限、靴は買いましょ」と言われており、これからも足場の悪いところを徘徊するつもりなので、装備を整えることにした。
この手の装備は未知の世界だ。足の形状やどういう領域を歩き回るかで、買う靴の方向性が決まるらしく、実店舗で店員と相談しながら決めていく。ガレ場攻めから始まり、廃道や林道といった単語が次々に出てくる店員は、私と同じニオイがするぞ。あの道がいいとか、そんな雑談をこなしながら決まったのが、berghaus エクスプローラートレックプラス GTXという靴だった。
買っていきなりのデビュー戦は足を壊すので、まずは近所を一時間ほど歩き回って馴染むことからスタート。今日は夜勤明け、今週は二回も夜勤をやっていい具合に疲れており、だんだん歩くペースが落ちていくのは仕方ない。

中敷や土踏まず周辺の形状が足裏にぴったりで、直立状態で立っているのがまずラク。スニーカーと違って足首までカバーするので拘束感が強く、独特の動き辛さに慣れるまでが勝負。平地を歩き回るだけでなく、無駄に歩道橋を経由して上り下りの練習も兼ねる。歩き回って家に着き、靴を脱いだ瞬間の足の開放感が最高だった。思った以上に足の疲れが感じられるので、もう少しの歩行練習が必要と判断した。