炊飯器内の時計や設定を保存するための内蔵バッテリーが寿命を迎えたようで、米が炊けなくなった。少し前から液晶パネルがやけに薄く、電源プラグをコンセントに接続すると元通りの濃さに戻ることから、内蔵バッテリーが死に掛けていることは明白だった。そんな状態でも辛うじて使えたのだが、とうとう尽きた。各種炊飯モードが設定されている以上は、マイクロコントローラ的なものが存在し、それを活かすための内蔵バッテリーが必須。電源があっても、マイクロコントローラが無ければ動かない。パソコンにおいても、マザーボード上のコイン電池がダメになると、起動すらしなくなるのと似たようなもの。
ここは慌てず騒がず、ガスで炊けばいいだけのこと。水に漬けておく時間は少々長めに取りながら、後はガスコンロの自動モードに任せてしまえばいい。鍋内部の炊き具合を監視しながら勝手に火加減を調整してくれるので、その場から離れられないということがなくなり、ずいぶんとラクになった。
火力で短時間のうちに一気に沸騰させ、しかも強制的に対流が起きる。これで米の一粒までムラなく均等に熱が伝わり、芯まで確実に炊きあがる。これが電気の炊飯器とは異なる点で、米本来の甘さが強くなってよりおいしくなる。この味は覚えがあるぞ…とよくよく考えてみたら、キャンプのときは必ず火で米を炊くので、その記憶だった。ガスメシを食べていると、キャンプに行きたくなる。今年は去年以上のキャンプを行いたいところだ。
さて、問題の炊飯器。内蔵バッテリーの交換で対処できるだろうが、内部の圧力蓋の部品も壊れているし、釜部分もコーティングの剥離やキズが多くなっていることから、買い替えになりそう。