全開演算異常なし

今更ながら、グラフィックボードが全開演算を行って、システムが耐えられるか調査することになった。以前、某MMORPGのネトゲをやっていたときは、それが実地試験となっていた。スキル(魔法)のラグのない発動とスムーズな描写はグラフィックボードの性能で左右されることが多く、使用キャラクターの成長に合わせてグラフィックボードをチョイスし、最適なハードウェアを見つけることも、快適なゲーム環境作りの一つだった。

現在はネトゲは休止しているし、復帰する見込みもないので、グラフィックボードは性能よりもケース内に収まる小型のものが前提になった。同時に実地試験的なものも行わなくなり、負荷を与えたときにシステム全体がどういう挙動を示すか分からなかった。システムの限界ラインを知ってこそ柔軟に扱うことができることから、さっそくグラフィックボードをいじめてみることにした。

グラフィックボード温度

各種数値を計測したまま、グラフィックボードの全開演算を継続し、挙動をチェックし続けた。パソコンには電流計が接続してあって、電流値に100を掛ければおおよそのワット数…消費電力が読める。グラフィックボードが全開演算を行うと、だいたい400W近くの消費電力に達することが分かった。NVIDIA GeForce GTX 560 Tiの限界温度は99℃となっており、スクリーンショットに記録された結果では93℃。発熱と冷却が釣り合って、いくら負荷を掛けても93℃で安定していた。

全開演算中でも、ケース内部からコイル鳴きが起きたり、挙動がおかしくなるといった減点要素は全くなく、テストを継続していることを忘れていたほど。半導体の温度に応じて、各部の冷却用電動ファンの回転数が上がり、騒音が増える。やけにうるさいと感じていたところに、そういえばテスト中だった!と思い出して、慌てて終了したほどだ。CPUとメモリ周りは組んだ直後にテストを繰り返し、異常がないことを確認している。そして今回、グラフィックボードのテストも異常が出なかった。長期間の連続的な負荷に耐えることを前提にした、サーバ用のパーツで構成して正解だった。既に旧世代に属するハードウェアだが、この結果から当面は現役で動くことができそうだ。