社会人の立場としては鉄道屋なので、ゴールデンウィークは書き入れ時となり、世間と同じようなタイミングでの休みは無し。行楽地へ向かう笑顔いっぱいの乗客を横目に、疲労による青白い表情を伴って、少しだけ空いた通勤電車に揺られるのが毎年のことだった。ゴールデンウィーク分の休みが別の日に振られることも無く、祝日出勤手当てという名の僅かばかりの割り増し賃金で、全ての処理が終了。
…去年までは。
今年3月末のダイヤ改正以降、勤務パターンの再配置で休日パターンが世間並みになった結果、まさにゴールデンウィークらしい休日配列となった。振り返ってみれば社会人になって初めての出来事で、前半は国道157号の酷道ツアーに出かけていて、後半は遊び過ぎたことによる体調不良の回復に費やしていた。会社都合による合計5連休は、北海道ドライブや年度末の年休消化を除外すれば、これまた初めてだったはず。
5日間にも渡って自堕落な生活を送り、復帰となる今日は辛いかと思ったら、意外とそうではなかった。目覚まし時計が鳴る前に起きてしまったし、悪かった体調も回復。恐らく、意識のどこかで「出勤に遅刻してはならない」という緊張モードがあって、のんびり寝ていられなかったのかもしれない。ある意味では、労働の完全なる習慣化だろう。こんなことで、メリハリのあるオンオフの切り替えが実現しているのも妙な気分だ。