今年何度目の浜松だ?

「浜松ツアーへ行ってこい」と出張命令。この時期になると定期的に浜松への出張が予定されるので、参勤交代という別称が自然と付与された。日中は通常の勤務をこなし、退社時間を迎えたらそのまま新幹線で浜松へ向かうことになる。

切符を見ると禁煙マークが印刷されていたので、N700系だと一方的に思い込み、スマホの充電も車内で行えばいいと考えていたところ、同行する先輩が「700だなぁ。Cかな?Bかな?(※1)」と言いだして、よくよく思い出してみたらN700系なら全車禁煙と表記されるので、行きは700系となる。参った。バッテリーの電力量が僅かしかないのに、浜松までの一時間少々、どう過ごすか。本屋に立ち寄ったところ、完全にツボなで文庫本を発見することができて、これで時間を潰すことができた。

私は「700ならBがいいんすけどね」と言ったところ「俺がひかりに乗ると、Bが多いぞ」とドヤ顔で答えるので、少々期待。その一方で「BじゃなくてあっちのC(※2)かもよ?」と、確かにありうる。到着案内放送と共に、総員で東京方を見ると、本当にBだった。これ幸いと痛烈な乗り心地と、雰囲気の異なる700系を味わうことにして、一路浜松へ。

浜松では先行していた人たちと合流し、ホテルではアルコールを交えた夕食に。すきっ腹で飲み慣れないビールを飲んだものだから、あっという間にアルコールが回ってしまい、かなりフラフラに。部屋へ戻って、ようやく落ち着いたところでシャワーを浴びて長い一日が終わる。

※1 Cかな?Bかな?
700系は東海所属のC編成と、西日本所属のB編成がある。両編成は車内の雰囲気が全く異なるだけでなく、機器も違う。B編成の足回りは500系と同様で、軸梁式台車となっている。高速域での安定性(乗り心地の良さ)と、少々ゴツゴツした横揺れが特徴。対し、C編成の足回りは300系から続く円筒積層ゴム式。曲線通過特性に優れることから、ゆったりとした乗り心地になっている。

※2 あっちのC
東海から西日本に移籍したC編成(C11-C18)のこと。700系の中でもいわゆる前期型に属し、後期型と比較しても若干の差異がある。