消えた九十九折

Google Mapで多摩川サイクリングロードを調べていると、堤防工事等の影響で微妙にコースが変わっていることに気付く。気温が低くて風が無いという自転車で遊ぶには超好条件の日で、新年は自転車で走り回るのが定例行事となっているため、さっそく出発となった。

箱根駅伝の選手通過待ち

六郷橋。箱根駅伝が開催されており、往路の選手が通過する直前。大勢のギャラリーが待ち構えている。上空はヘリコプターが旋回しており、その熱気はなかなかのカオス具合だった。

多摩川スピードウェイ記念プレート

マイナーながらも、ホンダの聖地の一つとして(勝手に)認識している多摩川スピードウェイ。堤防工事の一環でメインスタンド跡は取り壊された。その後は任意団体(多摩川スピードウェイの会)の働きかけで極一部だけ移設され、こうして残された。引き続き、ここにサーキットがあったという歴史を伝え続けることは、極めて大きい。

多摩川サーキットウェイ跡地から16kmほど上流方面に向かって走ると、九十九折ゾーンに到着する…が。

九十九折ゾーン入口だったところ

見通しが良くなって、安全快適に走れるようになっている。以前の光景はこのようになっていた。

2011年11月の九十九折ゾーン入口

撮影は2011年11月なので、今から13年前。木々に覆われた九十九折ゾーンとなれば、カーブの先が全く分からず、なかなかの危険地帯となっていたのかもしれない。堤防工事や安全性の確保で、生い茂っていた木々は全て伐採された。

急カーブで川岸に降りていく

写真左側に撮影されているマンションで位置関係をイメージできるが、最初の急カーブを過ぎて、再び急カーブで川岸方面に向かう。写真右側で、辛うじて次の急カーブが写っている。

まだまだ急カーブは続く

U字型の急カーブを通過すると、すぐにV字型の急カーブとなる。こんな道は走っていられるか!と言わんばかりに、ショートカットが繰り返され、雑草が生えなくなったところが存在する。

急カーブの最終セクション

V字型の急カーブを過ぎると、最後のU字型の急カーブになり、ここでようやく立川方面にコースが見えてくる。ここでもショートカットが頻発した影響で、芝生が失われたところが見えている。

ここまで2011年11月の様子で、工事が進んだ2025年1月ではどうなるか。

緩やかなカーブに更新

緩やかなカーブに更新され、走りやすさの点では段違いに向上。しかし、先に掲載した九十九折がひたすら続くワケの分からないゾーンは過去のものになってしまったという点では、少々寂しいものがある。

大きなカーブで立川方面へ

合計2回のU字型カーブを通過してしまえば、立川方面への進路となる。記憶にある九十九折ゾーンのアスファルトは完全に剥がされて、さらには堤防工事の盛土や成形により、旧コースは完全に分からなくなっていた。なかなかの変化具合に驚くのと同時に、13年も経過すればこうなるわな…と納得。

多摩川サイクリングロードとは旧称・通称でしかなく、現在はたまリバー50キロ、かわさき多摩川ふれあいロードとして自転車向けの道ではないことを打ち出している。これもまた、道の扱いが変わっていく要素の一つといったところか。

引き続き、立川方面に向かって走り続けて、多摩都市モノレール線と一体化している立日橋に到着。ここを折り返し地点として、河口側に向かって進路を変更する。

立日橋に到着

今回は近距離専門のDAHON visc P20をあえて登用。長距離には向いていないとされる小径車だが、そこは体力でカバーする。

ランドナーは長距離向け

本来の長距離サイクリングなら、ランドナーがベストだろう。

多摩川の河口側から上流方面に向かって走り、立日橋で折り返す。総走行距離は90km。ランドナーであれば、もう少し距離を伸ばしてキッチリ100kmを走っただろうが、小径車ならではの疲労感でここが限界だった。

計算上の消費カロリーは1,900kcal以上という、とてつもない数値が出てくる。立川で昼食を調達しているので、差し引き1,500kcalの消費となっていれば上々の成績。