ガラケーが本格的に広まり始めた2000年代当初。メールの本文作成において、漢字変換能力は機種によって微妙に違いがあったと思う。ATOKを搭載して、高い漢字変換精度をアピールしていたモデルもあった。
そんな中、北朝鮮の最高指導者だった『金日成(きむ・いるそん)』『金正日(きむ・じょんいる)』が一発で変換できるか否かをテスト。一発で出る機種があれば、金…キムは出ても、それ以降の漢字が全くの当て字だったりする機種もあり、「出た!」「出ねぇ!」とバラバラだった記憶がある。
ここで週刊少年ジャンプにて連載されていた、幽☆遊☆白書だ。ストーリーはともかく、霊界探偵編に登場、暗黒武術会編ではボスキャラクターとしての戸愚呂。戸愚呂といえば、だいたい弟(※1)の方を示すほうが多いが、兄者は兄者でなかなか面白いキャラクターで、特に魔界の扉編では顔芸と奇声、しぶとさが楽しい。
この記事を作る以前に、メッセンジャーを含めたあらゆるツールでの雑談ネタで、戸愚呂について話題になることはあって、キーボード上からtoguroとローマ字で入力し、何も考えずにスペースキーで漢字変換、すると当たり前のように『戸愚呂』と出る。変換システムの自己学習が進む前に、素で『戸愚呂』としっかり出るあたり、変換辞書内に固有名詞の一つとして組み込まれているのかな?と。
さらにスマホ側でも調べてみると、学習機能が動作する前から、戸愚呂が組み込まれていることが判明。

戸愚呂が一発で出る。オプションボタンで、学習削除ボタンが押せないのは学習機能に寄らない漢字変換のため。もし、私の操作で戸愚呂という漢字を学習していた場合、学習削除ボタンが機能することになる。
北朝鮮の最高指導者に限らず、まさか日本の古いマンガキャラクターの名前すら対応できるあたり、変換辞書の内部はどういうデータが記録されているのだろうか。
※1戸愚呂弟
バイクに乗るときはヘルメットをしっかり被る(しかもフルフェイス)、フェアに戦う、酒は飲まない、敵にもアドバイス、フェミニスト。壊れた闘技場の交換用に、新しい闘技場を持ってくるというボランティア精神まで備わる。これでB級妖怪。