エンジン+ミッション付

ホンダのCVCCエンジンは、アメリカのマスキー法という排ガス規制を世界で初めてクリアしたエンジン。このマスキー法は当時世界で最も厳しく、クリアすることは不可能とまで言われていたが、ホンダはディーゼルエンジンの構造をベースに、混合気を燃やしきる仕組みを作り出すことで、排ガス規制に適合することになった。

モビリティリゾートもてぎ(ツインリンクもてぎ)のホンダコレクションホールには、このCVCCエンジンのカットモデルが展示され、CVCC仕様の動態保存車が何台かあり、定期的に動かしている。

CVCCエンジンだけの展示は見てきたが、ミッション付となるとより印象強くなる。というのも、見た瞬間に「ホンダ特有の構造はB型にも受け継がれたか」と感じたほど。CVCCエンジンとミッションをセットにして展示しているのは、ここだけかもしれない。

ミッション付のCVCCエンジン

このとおり。助手席側にエンジンがあり、運転席側にミッションが接続する構造は、B型まで受け継がれているようだ。どこがどうなっているのか、見えやすいのはホンダ車に乗り続けている影響だろうか。

オイルエレメントがラジエター側にあって交換しやすそうとか、デスビから伸びるハイテンションコードを青や赤のケーブルに交換すると派手になるとか、オルタネーターの上にある補機はパワステポンプか?等々、舐め回すように見ていた。カットモデルとはいえ、内部に残っているオイルは少しずつ漏れ出てくるのか、受け皿が並べてあるのは機械系展示品のお約束。