再起動は家電でも有効

朝っぱらにシャワーを浴びたあと、湿気を軽く乾かしておくために浴室乾燥機を動作させると、タイマー部分には『H 0 – -』と出て、初回起動モードに戻っていた。しかもコントローラーのボタンを押すたびに、H0…の表示と共に初期起動モードが立ち上がり、他の操作は一切受け付けない。しばらくするとHとハイフンは消えて、0だけの表示に。

こんなときに不調かいな?まずは浴室天井の点検口から配線を覗いてみて、特に異常はなく。コントローラーを一旦取り外して、背面の接続配線をチェックするが、やはりこちらも異常なし。

本体とコントローラーの接続配線はたった3本で、換気の強弱、暖房、乾燥、涼風を切り替え、そしてタイマーとなる。さらにコントローラーへの電力供給も含まれる。となれば、本体とコントローラーの間はシリアル通信でもやっているのかもしれない。一旦電源を切ってから配線を切り離し、コントローラー内の電解コンデンサが放電し切ったと思われるタイミングで、接続し直して再び動作させる。

どうもこの配線の切り離しが、コントローラーのリブートになったらしく、再接続後は不調が直っている。コントローラー内部のコンピュータには、制御用のソフトウェアが組み込まれている。そのソフトウェアが何かしらの原因で暴走気味になり、配線の切り離しで完全リセットできたのだろう。

浴室内の動作切り替え、タイマーカウント、フィルターの掃除通知、24時間換気の有無、トイレからの遠隔操作。ざっと書いただけでも、これらを制御するソフトウェアの複雑さが想像できる。絶対にハングするなというのが無理なハナシで、何か問題があれば自動的に初回起動モードに戻るのかもしれない。今回の場合、それでも直ることはなく、メモリに変なデータが残っていたのだろうか。最終的に配線の切り離し=電源の入り切りで復旧に至った…と。

機械趣味の範疇で、ある程度の仕組みを予測できたからこその動き。逆に何も知らなかった場合、サポートセンターに連絡して、調査日の設定、出張費や点検費用がどんどん積み重なっていたのだろうか。