シビックRのメンテナンスで、燃料フィルターの上流側に装着されているフューエルフィードホースを外すことになった。

ここを外すとなれば、必ずシーリングワッシャーを交換しなければならない。サラサラした可燃性の液体―ガソリンが3kgf/cm2以上の圧力で流れている部分だけに、僅かなシール不良でも噴射するように漏れる。実際、締め付け不足でスプリンクラーの如く大量に漏らしてしまい、エンジンルーム内をガソリンまみれにしている。よってオイルのドレンボルトのように、とりあえず締め付けておけばしばらくは使える…といった手抜き作業は、素人整備だけに絶対に避ける。
手元にあるシーリングワッシャーは、予備の燃料フィルターに同封されている付属品を使用した。

燃料フィルターは1番。ここから伸びる線を辿っていくと、36番と37番の部品にも繋がっており、これがシーリングワッシャー。1番の燃料フィルターを購入すると2種類3枚のシーリングワッシャーが同封されていて、EK9で実際に使うのは36番のシーリングワッシャー2枚となる。
ストックされているシーリングワッシャーを使ってしまったので、改めて36番のシーリングワッシャー単体を買っておき、同封し直さなければならない。部品の性格上、急に必要になってから注文を受けるためか、即日発送、翌日には到着しているという異様な配送スピードだった。

90428-PD6-003 ワッシャー,シーリング12MM、1枚150円でお釣りがくる。自販機の500mlペットボトル飲料と同等の価格。ガソリン漏れによる車両火災のリスクを考えれば、この程度の消耗品代をケチるわけにはいかず。
燃料系統をいじるときは、活線作業(電気が供給された状態の機器をメンテ)と変わらない緊張感を抱く。先述したように、今回は派手に燃料漏れを起こしており、緊張感だけでなく車両火災への恐怖感もあった。作業時間は20分程度だったが、全てが終わった時の疲れ具合は普段以上だった。