関東圏内なら、手紙やはがきといった郵便物は、翌々日に到着する。月曜日に郵便物を出せば、水曜日に配達される。木曜日以降は、次の週に持ち越しとなる。
月曜日に投函された郵便物は、通常なら水曜日には到着する予定だった。それなのに配達されている様子はなし。新人がその地区を担当すると、各家を覚えておらず(※1)スムーズに動けないために配達が遅れることがあり、その場合は一日程度の遅れとなる。私自身にも経験があって、一日くらいなら仕方がないと割り切るようにしている。
木曜日。やはり配達されない。ここで頭をよぎるのが、事故扱い。郵便物を紛失されたとか、間違った家に配達してしまったというもの。差出人と受取人のデータを揃え、調査依頼を出すことができる。あってはならないことだが、毎年のように「配達し切れず捨てたor隠していた」というアホな郵便局員がいるわけで(※2)、まさかのトラブルに巻き込まれたか。万一、今週中に届かなければ、週明けにでも調査依頼を出すことにして、各種情報を郵便局側に提供することを差出人にも伝えておく。
金曜日。ようやく配達される。いったい何が起こったのかと、郵便物を見てすぐに納得。やってはならない宛先の書き方のオンパレードで、郵便物処理用装置で読み取れず、手作業による仕分けによる遅延と即判断した。さすがに実例を掲載することはできないが、以下のような具合。
・郵便番号の前に『〒』マークを記載。
・消印範囲内に〒マークだけでなく、住所を記載。
・一度使った窓付き封筒を再利用。窓部分は粘着テープで目張り。
一つひとつ解説すると、それだけで一日分の記事になってしまうし、これらの事情は調べると多数出てくるので、ここでは省略する。郵便番号の前に『〒』マークは書いてはならないことだけでも覚えてくれると、幸いだったりする。
遅延を伴って配達されたことを差出人に連絡し、一件落着。遅延の背景を伝えようかと考えたが、苦労するのは当人であって私ではなく、いちいち動くのもおせっかいだろう。求められていないなら、意見や忠告を与えないという基本原則により、郵便物を受け取った時点で全て終了とした。
宛名を正しく書くことは、スムーズに機械で読み取らせ、遅延を防ぎ、最終的には相手への好印象にもつながる。郵便局の公式Webサイトにも宛名の記入方法が掲載されているので、ぜひ参考にしてほしい。
※1 各家の記憶
慣れてくると家の住所や家族構成だけでなく、「●●さんところは立ち話に巻き込まれやすい」「××さんところは犬のリードが長いから注意」「▲▲さんは耳が遠い」といった特徴まで覚える。
※2 捨てるor隠した
なぜか毎年いる。面倒だとか、仕事ができないと思われたくないといった、自分勝手な動機ばかり。社内調査は探偵や警察並みの追跡能力があり、捨てたり隠したりしたことは、ほぼ間違いなくバレる。