昨日届いた、純正アルミペダルの検証作業を開始。2種類…つまり2車種分。そんなアルミペダルを輸送用の段ボール箱から取り出して、現物を見た瞬間に「これは使えない、装着できない」とすぐに判断することになった。

いきなり装着不能判定になったのが、このペダル。FN2シビックR用のアルミペダルで、製造は『MADE IN UNITED KINGDOM』の文字から分かるように、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国、通称イギリス。FN2シビックRは英国生産で、補充用パーツも同国製。海を渡り、巡りに巡って、私のもとにやってきた舶来品。
アルミ部分にビニールカバーの糊が残っていたり、金型の歪みが生じているのが目に見えて分かるというような、期待通りの英国面も含まれている。
なぜ、使うことができないとすぐに判断できたか。

現車では、ゴム部分がアルミのカバーで覆うようになっているが、FN2シビックRのペダルはアルミカバーとゴム部分が重なるようになっている。よって、ペダルのアーム部分に装着しようとすると高さが微妙に変わってしまう。

また、リベット固定用の穴がゴム部分とツライチになっていない。この状態で、EK9シビックRの平坦なペダルアーム部分に装着しようとすると、とりあえずは装着できるだろう。
しかし、ゴム特有の弾性を介することで、リベットが正しい締結圧力が得られない位置でカシメられてしまう。ただでさえリベットが緩みやすい環境下で、ゴム部分が劣化で痩せてしまった場合、ペダルのガタツキ、リベットの折れからのペダルパッドの脱落の危険性が出てくる。FN2シビックRの純正アルミペダルは、EK9シビックRに流用装着しないほうがいい。
本来の装着車種であるFN2シビックRなら、ペダルアーム部分にプレス加工が施され、ゴム部分を介することなくリベット固定穴に届くようになっているのかもしれない。

アルミカバー単体で、現車のカバーと比較してみる。左下のゴムを基準にすると、右側はゴムと穴の位置が大きくズレていることが分かる。既にリベット穴が開いている以上、さらに開け直すわけにはいかず。
以上の現物とのチェック項目から、装着不能と判定した。舶来品となるこの純正アルミペダル、調査のみで用途終了。処分しやすいアルミ部品で助かった。
FN2シビックRのアルミペダルを流用装着したレポートページをどこかで見た気がするが、部品番号を隠していた理由はなんだったのだろう。