平日帰宅時間帯の品川駅港南口は混雑しており、そこを歩きスマホでゾンビの如く右に左にフラフラと歩いている人間の多さといったら。歩きスマホをする人間のスマホを叩き落とすと、どれだけ気持ちいいのだろうか?と思いつつ、迅速に通過してホームへ急がなければならない。
そんな港南口、今日は空に向けてスマホを掲げている人が妙に目立つ。羽田空港の着陸経路真下なので、カメラを構えている人は珍しくなくなったが、どうもそれとは違う。何があるのだろうとチラリと空を見上げると、高い雲が夕日に照らされ、まるで秋の空のような印象になっていた。
さすがに混雑する駅前広場で、他の連中と同じく立ち止まってスマホを構えるわけにはいかない。太陽の高度と角度から、地元に戻るまでは同じような空が広がっているだろう。

狙い通り。初秋を思わせる高い空が広がり、暦の上では秋はもうすぐ。
歩きスマホをしていると、このような空は絶対に気づかない。それはそれで勿体なく、背筋を伸ばす意味でも空を見上げてみると、面白い発見があるかもしれない。