更新…Y22#02

『クランプメーターで電流測定』を追加。

測定そのものは22日の土曜日にやっていたが、クランプメーターの説明書を読み直していると、ゼロ調整をしていなかったことに気づく。確かに測定系機器は使用前にゼロ調整を行う。直流用クランプメーターでは、数値に影響を与えるものとして、なんと地磁気があるそうだ。ゼロ調整をして再測定すると、数値がかなり違ってくることが分かり、今日の昼過ぎに全て再測定を行った。

電装系が動いているか否かで電流値は大きく変わり、一つひとつ切っていくと目に見えて低下していく。「10A落ちた!」「ジョン・アーロン(※1)になれるぞこれ」と、数値が見えるだけでもけっこう面白い。

ここから発展して、電車の運転台や旧車に装備されているような電流計を取り付けることは可能だろうか?と思いつく。80Aくらいの電流計があれば、電気負荷やエンジンの回転状況に応じて、かなり大きく振れる様子が観察できると思われる。JR東日本の209系、京浜急行の1500形(1700番台)あたりは目立つ位置に電流計があり、マスコンの動きに応じて振り切れんばかりの勢いで振れるので、イメージしやすい。ただ、ブースト計並みに頻繁に振れるため、注意力が散漫になる恐れもあるが。

シビックRで測定した後、S15シルビアでも測定を行ってみた。オルタネーターのB端子から出る電源線の位置が分かりにくかったものの、なんとか見つけ出して測定してみる。電気負荷に応じて電流値が変わり、負荷が増えるとバッテリー電圧の低下、オルタネーターの回転抵抗が増えて回転数が落ちていく様子が観察できた。

最も気になるのが、エンジンを始動するときに使うセルモーターの電流だろう。クランプメーターの仕様上、最も高い数値で自動的にホールドする機能がないため、動画で撮影するか、0.3秒以内にホールドボタンを押すしかない。セルモーターについては、今後の課題とした。

※1:ジョン・アーロン
NASAのアポロ計画における、宇宙船の電力や酸素の供給の監視を担当する管制官の一人(当時20台後半!)。アポロ12号の緊急脱出危機を救い、アポロ13号では電力節約プランを立案。「ハガネのような目をしたミサイル屋」の異名を持つ。