やっとこさ歯医者

新型コロナウィルスのワクチン接種の都合から、歯医者の定期通院が延期に次ぐ延期で、四か月ぶりとなった。相変わらず歯ブラシを押し付ける力が強いと言われ、癖を修正するのはそう簡単ではない。

押し付ける強さはともかく、ブラッシングそのものは良好のようで、超音波スケーラーを当てられていた時間も短め。普段なら45分近く掛かるのが、今日は30分で終わり。

歯磨きは精密機械の洗浄に似ている。細かいところや届きにくいところもブラッシングしたいとなれば、歯ブラシ一本では間に合わず、合計三本を使うことが日常になっていた。精密機械の代表として、腕時計。腕時計の洗浄も、外装用にブラシとスケーラー、ムーブメントや歯車用は柔らかいハケといった具合に、場所に応じて清掃道具を変える。このような感じで、磨く部分に応じて歯ブラシを変えている。

人間の最も気に食わない欠陥的構造として、永久歯になったら生え変わらないこと。サメのように何度でも生えてくるというのはある意味憧れだが、サメのように順次前に出てくる仕組みは少々不気味か。やはり下から生え直すのが理想で、顎の骨の中に次の歯がスタンバイしていれば、折れたり抜けたりしても元に戻れば、どれだけ気楽か。乳歯の子どもの頭蓋骨をイメージすれば分かりやすい。

現実は厳しいものなので、歯科への定期通院、歯ブラシを複数本使ったブラッシングでメンテナンスを繰り返すしかない。8020運動に沿うカタチでもあり、長く使う道具なら多少の費用は無視できる。