症例追加

電解コンデンサの不良問題』に、久しぶりに電解コンデンサの不具合事例を追加することになった。MSIのTitan 700で、レポート内にも記載しているが、VIA C7のベンチマーク C7-D 2.0GHzで使用したマザーボードだ。

ベンチマークを採ったあとは、箱詰めのまま数年以上に渡って保管し続けていたが、非通電の環境下でも電解コンデンサが膨らんでしまったことになる。保管中はCMOS電池の消耗を抑えるために電池を抜いており、通電している要素は一切無し。

現状、古いOS用のx86系検証機はVIA C3を中心とするSocket370が残っているので、Titan 700がダメになっても全く問題はないことは幸い。相変わらず廃品を奪い去る不届き者がいるようなので、そのまま捨てず、CPUはコアを砕き、ヒートシンクはアルミ屑として分別、レギュレータを割っておくといった完全破壊をしてから処分する。

電解コンデンサはある意味ではナマモノなので、膨張して使用不能になっても諦めはつく。だが、通電せずに保管し続けているマザーボードの電解コンデンサが膨れてしまった事例は、これで3枚目。製造時期、保管期間は全て異なっているなかで、長期保管中ということだけは共通している。箱やマザーボードに生じる静電気にやられたのだろうか。

基板モノで長期保管中といえば、シビックRのECUや各制御ユニットが思い当たる。かなりの個数があるが、こちらは全く異常なし。いずれにせよ、保管≒放置となりがちだが、定期的なチェックは欠かせないことを再認識。さすがにSocket370のマザーボードを壊すわけにはいかない。