7月下旬から始まった回路設計。基本的な回路はほぼ完成したが、最大の難関がコネクタを構成するコンポーネント探し。その回路の正体はちょっとした試験装置の試作品で、テスト機材と接続するためのコネクタが全く見つからなかった…。
ここはもう秋葉原の原住民根性?をフルに発揮して、まず故障で外された部品を解体、そこから必要なコネクタを取り出してくる。時間を掛ければけっこう集まるもので、予備を含めて必要数は揃った。次に問題になるのが、コンタクトピン。
脱着の際に指で扱うコネクタ…ハウジング部分は揃ったものの、電気回路を構成するコンタクトピンはどうしようか。製造メーカーに掛け合って図面を取り寄せてみると、ハウジングに適合するコンタクトピンの型番を記したページが見つかり、もしかしてコレか。
解体の際に無理矢理外したコンタクトピンを測定して、そこから図面上に記載されたサイズと照合してみると、一致する型番が見つかる。この型番で検索すると、秋葉原に本社を置く商社にヒット。問い合わせてみると「在庫有り」「即発送可能」という返答。企業向けの取り引きが主体のようだが、個人でも対応してくれて、ここは本当に助かった。

購入したコンタクトピンのパッケージ。製造はなんとフランスで、フランス→日本支店→秋葉原の商社→私という長い旅となっていることが判明。企業向けで、どのタイミングで売れるか分からないフランス製のコンタクトピンを在庫し続け、それを一個人に売るのだから、地味に凄い取り引きになっていた気がする。一本あたり100円を超える超高価なコンタクトピンになったが、これで難関は全てクリア。残るは必要な細かい部品を発注となる。
電子部品街としての秋葉原はずいぶん小さくなったように思えるが、こうして探している部品が見つかり、購入できる。昔ながらの気質というか、電子部品は秋葉原に頼る流れは、まだまだ健在のようだ。