扇風機の寿命

部屋で使っている扇風機の定期オーバーホールを行う。古いグリスを拭き取って、新しいグリスを注入。ついでに軸回りに固着していた汚れをキレイに磨いたら、長らく鳴り続けていた不快な音…カタカタ音が消えた。汚れとパッキンが接触し続けることで、カタカタと鳴り続けていたらしい。

会社で使っている扇風機には「設計上の標準使用期間:4年」と書かれており、別の部屋に置いてあるモデルには6年と書いてある。いつからか、こんなことを書かれたステッカーが貼られるようになっていた。使用期間が設定されている以上、何らかの標準が決められているはずだと調べてみたら、すぐに出てきた。

日本産業規格のJIS C 9921-1として「扇風機の設計上の標準使用期間を設定するための標準使用条件」に書かれている。

(1)運転時間:1日に8時間使用する(延べ時間)
(2)運転回数:1日に5回使用する
(3)運転日数:1年間に110日使用する
(4)スイッチ操作回数:1年間に550回スイッチを操作する
(5)首振り運転の割合:全て首振り運転を行う

使用日数の110日ということは、3ヶ月以上4ヶ月未満。6月くらいから使い始めて、9月くらいに片付けるというのはイメージしやすい。1日に延べ8時間運転し、1日に5回使用して、1年間に110日使うから、1年間にスイッチは550回か。

いまいち分からないのが、1日に5回という回数について。スイッチを入れて切ったら1回カウントということか。今流行の節電目的で、部屋をちょっとだけ空けるのに、カチカチとスイッチを入り切りしていれば、あっという間に5回に達する。

私なんて扇風機のスイッチは足の指で操作することが多く、太い親指だからあちこちのスイッチが同時に押されることもしばしば。微風で使いたいのに、親指は別のスイッチを押して強風モード、再度微風スイッチを押し込むこともあるし、この場合は、スイッチの操作回数がどんどんカウントされる。

標準使用期間をオーバーしたから即寿命になるわけではなく、結局は使用者の判断に寄るとのこと。通年使用だから、使用期間が4年であり、季節限定にすればもう少し延びる…なんて話ではないことが分かっただけでも、知識の一つになる。