欲しかったハードディスク

とある旧モデルなハードディスクが欲しくて探し続けており、このほどようやく入手することができた。Seagate Barracuda 7200.11だ。

Seagate Barracuda 7200.11 SD15

そこらにある3.5インチのハードディスクで、容量は500GB。今となっては使いどころが減ってきた小容量で、何の変哲もないハードディスク…だったら探し回ることはしない。

このモデルのファームウェアには重大なバグが含まれている。バグによる問題が発生すると、BIOS上から認識されなくなってアクセスが不能になる。記録されたデータそのものは残っており、全てのアクセスがロックされた状態になってしまう。ステッカーに表記されているようにSD15がバグ入りファームウェアで、ついでに不良セクタも検出され、けっこうなコンディション。

過去には、ハードディスクが読めなくなったので復旧して欲しいと持ち込まれ、確かにロックされていることを確認。ファームウェアのアップデートを行って無事に復旧、返却している。ハードディスクが正常に認識されている時点なら、バックアップをしてからファームウェアをアップデートすればいい。しかし、ロックされて認識できなくなり、それから復旧となればいくつかの手順を踏む必要が出てくる。

アクセス不能バグ復旧中

このように、USB→シリアル通信の変換基板を通じて、コマンドを打ち込んでロックを解除する。通電中にハードディスクのモーターを接続するという、繊細な作業を強いられる工程もあり、これがエンドルフィンどばどば。

久しぶりにロック解除手順を記したWebページを読んで、懐かしいと思うのと同時に、情報が失われ始めていることに気づく。GeoCitiesや各blogが閉鎖され、参照となるリンク先が無いといったことが当たり前になっていた。

ローカルでも情報を保存しておけば、後々役に立つ。急いで情報を集めておくとともに、バグ入りハードディスクも必要になって探し続けていた流れ。当然ながら中古品で、CrystalDiskInfoの基本情報のスクリーンショットを表示し、ファームウェアがSD15となっていながら「使用に問題ありません」「エラーありません」と書かれていたのもポイント。全く知らない素人相手に、けっこう危ないことをやる…と思いながら手配していた。