秋葉原の店は入れ替わりが激しく、突然閉店してしまうことは珍しいことではない。定期巡回で立ち寄っていた店が潰れてしまい、部品の入手が困難になって途方に暮れたことは多かった。
数年前のこと。秋葉原のビルで、テナントとして入っていた店で物品を注文した。一種のワンオフ品であるために、詳細な個人情報を提供していた。昨日、再び注文しようとして秋葉原の店舗情報を調べたところ、その店は既に閉店していたことを知る。立地条件は決して悪くなかったのに、閉店してしまうとは家賃や売り上げ条件が厳しかっただろうか。やはり秋葉原の店は開店と閉店が繰り返されるようだ。
今回は大した問題ではない。実態はチェーンストアなので、全く別の地域にも支店が存在し、そちらに出向けばいい。さっそく出かけて、店員と相談。
「以前に当店を利用されたことあります?」「ありますが、そのときの店はもう潰れて…」
ああなるほどと納得した店員は、名前と電話番号で検索開始。すると顧客のデータベースに、私の個人情報全てが残っていたことを発見し、「アキバですね?」と。まさか現在まで顧客情報が保存され続け、今なお有効になっているとは。非常に驚かされた。
個人情報が活用できるなら、各種手続きはあっという間に終わる。秋葉原での購入当時の経験からして、一時間以上の対応になることを覚悟していたが、実際は30分も掛からなかった。
チェーンストアではなく、単独の事業や店舗だったとして、潰れてしまった場合の個人情報の扱いはどうなるのか。再生、廃業問わず、金になりそうな価値のあるものと認められれば、譲渡、売却の可能性はあるようだ。現在まで、三菱UFJ銀行やYahoo!BB絡みで何度も流出したところだが、何もないとなればその程度の価値でしかないということ。