接点のマイナーチェンジ

先月の下旬、銀行のキャッシュカードが即日再発行された記事を書いて、接触不良に悩まされるキャッシュカードはもう一枚あったことを思い出す。

こちらは完全に不調というわけではなく、ときどき読み込み不良で手続きが中断されるというレベルだが、人が並んでいるときに限ってエラーが出てくることが鬱陶しく、いい機会なので再発行手続きを申し込む。

銀行のキャッシュカードは、あくまで貸与されているものなので、破損した、盗難されたという客側の取り扱いミスによる再発行手続きは、早い話が弁償という括りになって有料となる。逆に、銀行側がキャッシュカードが使えなくなったと判断すれば、貸与品は正常であることが前提なので、再発行はタダ。こんな話は、もう過去のネタだろうか。

次の再発行手続きを行ったのはセブン銀行。全てWebサービスから申し込めて、キャッシュカードの破損でも再発行手数料はなし。申し込みから1~2週間で新カードが届くというので、忘れていたころに書留郵便で配達された。ダメになったキャッシュカードから新しいキャッシュカードへの利用切り替え手続きを行い、これで使用OK。

ICカードの接点部分

使えなくなったキャッシュカードは裁断して捨てることになる。ちょうど新旧のカードが揃ったので見比べたところ、ICチップの接点デザインが変わっていることに気づく。デザインが変わっただけで、端子の配置そのものは変わっていない。接点は新旧共に左上から下に向かってC1、C2、C3、C4、続いて右上から下へC5、C6、C7、C8と続く。

ICカード接点のピンアサイン

接点の位置と端子の配列は規格化されているので、接触式ICカードであればこのようなピンアサインになっているようだ。接点部分中央を上下に貫く大きな接点は、その見た目からしてGNDだろうと思っていたら正解だった。なお、C4とC8については将来拡張用の端子となっていて、オプションの意味でOPTと書いたが、正式な表記ではない。

キャッシュカードがエラーで戻されるタイミングは、ATMの利用開始時だけではない。入金して紙幣を数え終えて、銀行側のシステムと情報のやり取りをしているタイミング、→ → ⇒と矢印で示される処理中マークの三つ目のときに戻されることが多かった。例えば、C7のI/O端子が接触不良とか、C3のCLK端子が離れて同期が取れなくなったとか。端子全てで不良原因が思い浮かぶ。

全てのキャッシュカードで再発行歴がある。この先も、摩耗による接触不良で再発行は繰り返されるかもしれない。